折角だから、ダメダメ冒険者になる未訳rpg「Shitty Adventurers」なはめる。能力も、【不器用】【貧弱】【無礼】【臆病】【傲慢】であり、高いほど物事は悪い方に展開。グッと来たのは経験ためて成長する項目の一つが、「冒険者を引退する」であること……成長、なのか……https://t.co/xHPeITvlwZ
— Hidetoshi Hayakawa (@hayakawa74) 2020年6月2日
ダメダメ冒険者になる未訳rpg「Shitty Adventurers」、クラス選択も無論駄目な感じ。一番グッと来たのは盗賊で、「君の泥棒稼業であるが、繰り返し繰り返し逮捕される日々。そこで君は、冒険だったら逮捕されないから安心に違いないと思いついた……そうだよねえ?」……スタートからダメダメ……
— Hidetoshi Hayakawa (@hayakawa74) 2020年6月2日
今日も暑くてやる気が出ない……ダメ冒険者と大差ないメンタリティかもしれません。『Shitty Adventurers』では、ダメ冒険者たちの「街」「後援者」「宿屋」を決めるのですが、2つずつついてくる表により、かなり癖の強いものに仕上がります。自作も可能。例えば宿屋の1つ目はこんな感じです。 pic.twitter.com/ywY4WExjKy
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月4日
TRPGにおいて、プレイヤーの経験の外にいるキャラクターを演じる場合の基準は『Shitty Adventurers』のコラムに書かれていたことが、あたり前の内容とはいえ感銘受けました。ダメ冒険者を演じるシステムなのですが、そのキャラがヘボい理由を身体障害や発達障害、精神疾患のせいにするなという内容。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
まあ要は、愚かしさや哀れさで笑いをとるようなキャラクターを演じるに際して、卓の合意なしに、自分の人生経験の外にあるキャラをテンプレ的にもってくるな、つー話でして。そらあたり前の事だよね、という内容。とはいえ、他の(実在する)文化圏のキャラを演じる時も、概ねその基準で問題ないかと。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
まだ最後まで訳していないけど、コラムだけ引用。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
その1
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アスペクトの【不器用】【貧弱】【無作法】【臆病】【傲慢】という言葉は、身体障害・ニューロ―ダイバージェンス(発達障害)・精神疾患を抱える人をけなすのに、用いられてきたかもしれません。でもそんなことは、すべきではないのです。
その2
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
身体障害とニューロ―ダイバージェンス(発達障害)は普通の範囲内の、多様な人間の経験とバックグラウンドです。申し分なく有能な冒険者だって、身体障害、自閉症、鬱病などを背負っているかもしれません。
その3
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
このゲームをプレイするときは、他者の人生経験を物笑いの種にしたり、盗用したりしないよう気をつけてください。
ダメ冒険者を作成してプレイする際、このことを心に留めておきましょう。もちろん、身体障害者やニューロダイバージェント(発達障害者)をプレイすることはできますが、
その4
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
その障害を冒険が不得手な理由にあてるのは、絶対にやめてください。また、あなたが五体満足で神経学的な機能も標準的なら、個人的な人生経験や理解から離れたキャラクターをプレイすることは、多分に礼を失した行いにとられるかもしれません。
その5
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
少なくとも、同卓者全員に告知して、そうすることへの明確で前向きな承認をもらってください。異なるバックグラウンドや人生経験を経てきたキャラクターをプレイするのは素晴らしいことです。けれども、そうすることで嫌なヤツになってはならないのです。たとえ、そんな意図はなくとも。
その6
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年6月18日
誰かが居心地悪そうにしているか、あとで不快感を募らせているなら(自分自身も含みます!)、そのキャラクターを引退させて、新しいのを作成しましょう。
楽しんでください。ただし、『Shitty Adventurers』は、弱者叩きのユーモアには、積極的に反対するゲームです。
(終わり)