『Our Queen Crumbles』は、幻想世界の女王領を舞台に、謎めいた暗殺者によって女王が命を落とすところから開始。その忠臣4人となり繰り広げられる探索と復讐の旅が核です。この旅には、かりそめの身体で蘇った女王も同行。徐々に体も魂も壊れていく彼女と、最後には別れを告げることになるのです。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
ルールの肝は、PC4人分、女王、暗殺者のシートが準備されており、そこに設定や特徴、アイテムなどがリストとして記載されていることでしょう。最初はほとんど埋まっていないのですが、旅の中でチェックが入っていき、キャラクターやそれを取り巻く物語が詳らかにされていく、という仕組みです。 pic.twitter.com/0QJrS8Jrb6
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
セッションは、地図に記されたロケーション8つから、どこを舞台にシーンを作るか、PLが選択することで進めていきます。ロケーションには「基本情報」「質問」「シーンの背景」が記載されており、質問に答え、背景を選んでから、そこで暗殺者を探すシーンを即興的に演じることになります。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
このシーン作りの際、ロールプレイや設定の拠り所となるのが、先のシート上のリストです。各PCは1シーンあたり、2つまでリストにチェックを入れることが可能で、それを元に、状況を解決にむけて進めたり、困難な事態を発生させたり、NPCを登場させたりしていくわけです(無論、完全な即興も可)。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
ロケーションのシーンが終わるたびに、暗殺者についての噂を1つずつ埋めることになり、ロールプレイを通じて生まれた各PCに絡んだ設定も合わせて、その正体や目的などが明らかになっていきます。こうして8つのロケーション全てが埋まったなら、「山の下の大樹」へと向かい、物語の幕は引かれます。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
まずは、良い点からあげていきます:
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
・セッティングが独創的
・ロケーションごとの情景は幻想的でイメージを喚起するものが多い
・女王が徐々に壊れていく様は悲しく情感たっぷり
・各PCの特徴やアイテムには、共通するNPCやロケーションとの関連が仕込まれており、アイデアの連鎖が起こりやすい pic.twitter.com/fH0AHrnaJ5
逆に微妙な点は:
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
・ロケーションごとのシーンを組み立てるルール的な仕掛けや指針がほぼ皆無
・特に困難や解決案も全部PL任せなので、GM的な思考と状況さばきが必須(ランダマイザーを使わないから顕著に出る)
・参加者が意識的にアイデアを繋げまとめていかないと、話が拡散しがち(特に終盤は)
まあつまりまとめると、「物語を語るための素材と、叙情的な雰囲気は素晴らしいけど、それを生かすためのメカニズムが少なく、プレイヤーの力量にぶん投げすぎ」つーことです。
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2021年1月1日
今回は、私がファシリテータとして、力技でシーン作りや話の流れの整理を行いましたが、基本GMレスなんすよね、このRPG。
年越しセッション「我らが女王は崩れ去る」
— ジル☀︎𓆓𓇌𓂋𓅱 (@gr_trpg_gr) 2020年12月31日
ファシリテーターふぇるさん、PLサバ夫さん・かこさん・ルークさん、ありがとうございました!
ファシリテーターさんのまとめ力によってとってもダーク・シリアスな物語になりました!たーーーのしい!自分でもやりたいですねこれは!素敵!楽しい~~!! pic.twitter.com/BDqBkogBjA
Googleスライドを使って、こんな感じでシートを切り替えつつプレイするつもりです。 pic.twitter.com/a5Ek15N9S0
— ふぇる/塚越冬弥 (@feltk) 2020年12月31日